『大東亜論 巨傑誕生篇』(小学館)
読者カードの感想がまた届きました。
一部ですが、ご紹介します!
昔は日本には、スケールの大きい人がいたのですね。
頭山満、無官、無金でありながら、
大きな影響力をもつ人を初めて知りました。
大きな影響力をもつ人を初めて知りました。
来島氏の行動にも感銘を受けました。
自分の身を犠牲にして、条約改正、
外国人裁判官を阻止した行動はすごいです。
外国人裁判官を阻止した行動はすごいです。
世の中お金だけではないのですね。
小林先生のような生き方です。
いい刺激を受けました。私も頑張ります。
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頭山満という方は「人たらし」ですな。
豪快さと情の深さに女性は惚れるでしょう。
まさに九州男児、彼の生き様を描いた
物語として素直に面白かったです。
物語として素直に面白かったです。
明治時代の40年をかけて
条約改正のために様々な人の努力がありました。
条約改正のために様々な人の努力がありました。
井上・大隈案に揺れた世相が細かく描かれており、
改めて当時の息苦しさ・もどかしさを感じました。
改めて当時の息苦しさ・もどかしさを感じました。
第16~18章の来島の覚悟はすさまじい。
気迫のこもった絵とともに伝わってきました。
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鹿児島には「ぎを言うな、せんか!」
という言葉があります。
という言葉があります。
子供たちにはまず親から
この言葉を叩きこまれます。
この言葉を叩きこまれます。
意味は「文句を言う前に、実行(行動)しろ!」
という意味です。
という意味です。
この物語の主人公、頭山満は
まさにこの言葉の似合う人物だと思います。
玄洋社内で孤立しても、文句を言わず、
目的実行のために、たんたんと準備し、実行に移す、
「一人でいて寂しくない人間であれ」と
頭山満は本書で言っていますが、
それは西郷隆盛から学んだことであり、
その西郷は「ぎを言うな、せんか!」という
教育を受けていたと思うと、この精神は
大事にしていかなければと強く思いました。
まさにこの言葉の似合う人物だと思います。
玄洋社内で孤立しても、文句を言わず、
目的実行のために、たんたんと準備し、実行に移す、
「一人でいて寂しくない人間であれ」と
頭山満は本書で言っていますが、
それは西郷隆盛から学んだことであり、
その西郷は「ぎを言うな、せんか!」という
教育を受けていたと思うと、この精神は
大事にしていかなければと強く思いました。
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今の時代に頭山満という人が存在したら、
その下で働いてみたいと思う程、魅力が伝わってきます。
特に後半の物語は個々の人間に信念があり、
その生き様は見事という他ないです。
その下で働いてみたいと思う程、魅力が伝わってきます。
特に後半の物語は個々の人間に信念があり、
その生き様は見事という他ないです。
しかし、今の世の中で普通に教育を受けていても、
玄洋社や頭山満について
知ることはほとんどないのでしょうね。
玄洋社や頭山満について
知ることはほとんどないのでしょうね。
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こんにちは。楽しく拝読させて頂きました。
明治維新というと、何かキラキラしたイメージですが、
実際の悩みは今とあまり変わらないのですね。
実際の悩みは今とあまり変わらないのですね。
とはいえ、昔より国力は向上したのですから、
インテリジェンスや世界構築のイメージ作りなど、
もっと頑張れば良いのにと思ってしまいます。
インテリジェンスや世界構築のイメージ作りなど、
もっと頑張れば良いのにと思ってしまいます。
トラブルを減らすのはそこが肝ではないでしょうか。
今回はストーリー中心という事で頭に入り易く、
又、たくさん考えさせられました。
又、たくさん考えさせられました。
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いわゆる「浪人」の巨頭、日本近代史における
「黒幕」の最高峰、「憂国の士」の源流ともいうべき
頭山満の「維新」とその歴史を実感する事ができ、
その人物像に深い関心を持ちました。
「黒幕」の最高峰、「憂国の士」の源流ともいうべき
頭山満の「維新」とその歴史を実感する事ができ、
その人物像に深い関心を持ちました。
頭山満と、その組織である「玄洋社」といえば、
大隈重信襲撃事件や、インドの革命家ボースを
かくまった騒動などで知られるが、
朝鮮独立運動の参加や、あの孫文の支援、
「大アジア主義」提唱という偉大な功績も重要なものです。
大隈重信襲撃事件や、インドの革命家ボースを
かくまった騒動などで知られるが、
朝鮮独立運動の参加や、あの孫文の支援、
「大アジア主義」提唱という偉大な功績も重要なものです。
今年は没後70周年、来年は生誕160年という
「節目の年」に(!)、いまの日本、
「頭山満」みたいな人間をリスペクトすべきである。
「節目の年」に(!)、いまの日本、
「頭山満」みたいな人間をリスペクトすべきである。
今後テーマにしたい人物としては、
「大陸浪人」の巨頭として名をはせた
内田良平(黒龍会創設者)や、
孫文が信頼した宮崎滔天(大陸浪人)など、
日本近代史における「影」の人物たちを取り上げて下さい。
私たちは、いまの日本のために「玄洋社憲則」のもと守ります。
「大陸浪人」の巨頭として名をはせた
内田良平(黒龍会創設者)や、
孫文が信頼した宮崎滔天(大陸浪人)など、
日本近代史における「影」の人物たちを取り上げて下さい。
私たちは、いまの日本のために「玄洋社憲則」のもと守ります。
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ただ面白かった。
本書は既に「論」でなく「物語」になっている。
本書は既に「論」でなく「物語」になっている。
優れた物語は論に勝ると
以前ゴー宣で読んだがその通りだと思う。
最近のゴー宣SPECIALで
一番面白かった。続きが楽しみです。
以前ゴー宣で読んだがその通りだと思う。
最近のゴー宣SPECIALで
一番面白かった。続きが楽しみです。
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これは面白いですね。
今後続編がある様なので楽しみにしてます。
今後続編がある様なので楽しみにしてます。
戦争論3部作とも平成攘夷論とも違う
また別の「東亜百年戦争論」になりそうですね。
また別の「東亜百年戦争論」になりそうですね。
実際、知識や技術や、ビジネススキルとして
「武士の生き方」を語ることはありますが
(それも一概に悪いとはいいませんが)、
「武士の生き方」を語ることはありますが
(それも一概に悪いとはいいませんが)、
英傑の行動と人物伝として、武士道を語る事は
少ないと思います。
少ないと思います。
「正気の歌」にある「正気」がこめられた本ですね。
義侠心と度胸と誠実さが凄い。
義侠心と度胸と誠実さが凄い。
シンプルな感想も
詳細な感想も大歓迎!
またご紹介します!!